無駄なチラシを作成しないためのポイント

こんにちは。
女性デザイナーの松田です。

ずいぶん前に
「女性専用の出張マッサージ」のチラシを
作成してほしいとご依頼がありました。

依頼主とお会いして打合せをすると
体格ががっしりした60歳近い男性です。。。
この方が、マッサージを行うとのこと(〜〜;;

女性専用にする理由をたずねると
もう年なので男性の体だと固くて大きいので
マッサージをするにも力がいるため手がもたない。
なので、女性専用にしたとのこと。

しかし、、、
女性の立場からしてみると
部屋に知らない男性を入れるのは
ものすごく勇気が入ります。

ましてやマッサージは部屋に二人っきりで
さらに至近距離で体を触られます。

う〜ん、困った。。。
違和感ばかりが思い浮かびます。

考えてもこのサービスのウリが思いつかず、
ウリは何ですか?と質問しました。

男性「この道10年で、親切・丁寧です。」

私「他には?ありますか?」

男性「…。」

この方が女性専用と銘打って
出張マッサージを行うのは、
たとえチラシを作成してもハードルが高すぎる。
そのことを、正直にお話しさせていただきました。

すると、その方は
「松田さんのデザインの腕で
どうにかなると思っていたのに」
と言われてしまいました(〜〜;;

今のままでは、
チラシを作成しても集客に結びつく自信がないので
女性専用を変えるか、もう少しご自身でウリを
練ってもらえますか?とお話しして
打合せを終えましたが、その後、連絡はありません。

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ニーズがないのにチラシを作成すると…
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チラシの内容そのものにニーズがない場合、
いくらキャッチコピーがよくても
目を引くデザインでも
どんなにたくさんチラシを配布しても
どのような工夫をしても集客は難しくなります

これを知っておかないと
ただチラシを作れば集客できると錯覚し
無駄な費用がかさむばかりです。

ハットツールでは、
チラシの内容についてニーズが低いなと感じた場合、
打合せの段階で、正直にお話しをさせていただき、

チラシ内容の変更を提案をしたり
ウリを変えたり、キャッチコピーを変えたりして
「手に取ってもらう」「集客できる」
チラシに近づけます。

ただ、ご自身でチラシを作成している場合、
気づかないことはありませんか?

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チェック方法
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1)何のチラシなのか?
2)ターゲットは誰なのか?
3)このチラシのウリは何か?
 もしくは、このチラシを見た人のメリットは?

例えば、

1)出張ヨガ教室開業の案内
2)幼い子持ちのママ、東京23区内
3)自宅でヨガのレッスンができるので
寝ているお子さんの横でも可能。
インストラクターが子育て中でもあるので
母乳マッサージやベビーマッサージなどの指導も可能
など。

これを分かりやすく具体的に
スラスラ答えられるようにしてください。

そして、できれば第三者に聞いてもらうことを
オススメします。

今回は、例として開業のニーズの話しでしたが
セミナーなどのイベント企画系でも
同じような考えができます。
良ければ、参考にしてくださいね。

女性デザイナーが直接お話をおうかがいしてデザインをお作りします

ハットツールでは女性目線のチラシを制作しています。ご自身で作るのが難しければお気軽にご相談くださいませ。