差がつくデザインの技メルマガバックナンバー

チラシ・リーフレットに顔写真を載せる

女性デザイナーの松田です。

 

先週末は、カメラマンのお友達が主催している
街を散策しながら撮影するワークショップ
「おさんぽフォト」に
参加してきました。

散策した街は、
ハットツールデザインのオフィスがある
護国寺界隈。
ファインダーを通してみる地元は、

新しい発見がたくさんありましたよ。

さて、ハットツールでは
個人でサービス業をされている方の

チラシやリーフレットのデザインを作成するときに

必ずご提案することがあります。

それは、顔写真を載せることなんです。

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見ず知らずの方に信頼してもらうために
自分を先に見せる
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お客さんに提案すると
「私のこんな顔写真なんて
載せてもしょうがないでしょう!」

とおっしゃる人もよくいます。

少し余談ですが、
女性より男性が抵抗があるようで、

若い方よりご年配の方が
抵抗がある方が多いんです(^^;;
話しは戻って、
ハットツールのWEBサイトのトップページには

私の顔写真を載せています。

お問い合わせがあったお客さんに、
ハットツールを選んだ理由を聞くと

顔写真があったから安心したと
言っていただく方が8割近くなります。

このことは、WEBサイトだけでなく
チラシやリーフレットなどの

紙の販促物にも全く同じことが言えます。
一度も会ったことのない人に信頼してもらうには
まず、自分を先にさらけ出すことなんですね。
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チラシに載せる顔写真の3つのポイント
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チラシやリーフレットに顔写真を載せる
一番の目的は

「お客さんに安心していただくこと=集客につなげる」
ことです。

たまにお客さんで芸能人のアーティスト写真のように、

決め顔の写真を送って来られるときがあるのですが

あくまでも「安心していただく」ことを
目的としていることを
念頭に置いたほうが
いいかと思います。

そのための3つのポイントは

1.とにかく笑顔であること
2.明るい場所で撮る

3.カメラ目線である

下の2枚の写真は、両方私なのですが
どちらに仕事をお願いしたいですか?


どちらに仕事を依頼したいですか

Aと答えた方が多いのではないでしょうか?

自分で言うのもなんですが、
Bの方はちょっと厳しそうというか
怒られそうですよね。

また、カメラ目線の方が
訴求力がぐんと強くなります。

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自分で顔写真を撮るときのコツとは?
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日頃、ブログやfacebookで写メを
撮ったりしているので慣れてそうですが、
いざ自分でちゃんとしたプロフィール写真を

撮るとなるとなかなか上手くいきません。

 

プロのカメラマンに教えてもらった
最低限の3つのコツを少しお教えします。

1.身近な人に撮ってもらわないこと
2.体を少し斜めに向けること

3.外で撮ること

1の「身近な人に撮ってもらわないこと」は

意外だと思います。

これは私も経験があるのですが、
夫に撮ってもらっていると

もっと笑えないのか?や、
もっと目を大きく開けろ!など。。。

身近ゆえの遠慮のなさで
言いたい放題になりがちになります。

もちろん撮られている方も、
だんだんと腹が立ってくるので

表情にも現れてしまい、
なかなか思うような写真が撮れません。

なので、あまりズケズケ言われない間柄の人に
撮ってもらうのが
いいようです。

2の「体を少し斜めに向けること」は
左右の肩が前後になるので
奥行きが出て立体的に見えます。

こうすると、体の左右の幅が狭くなるので
体全体が
軽く見えるんですね。

3の「外で撮ること」は
明るさを重視するためです。

蛍光灯がある室内と、
曇った日の屋外を比べると
曇った日の外が断然明るいんです。

ちなみにさきほどのAとBの私の写真ですが
Aはプロのカメラマンに撮ってもらいました。
自分で言うのもなんですが、
こんなやわらかい表情ができるんだ!と
びっくりしました。
それまでは、
夫に撮ってもらっていたのですが

私の表情や顔に当たる光の明るさなど
全然違います。

何千、何万枚も配布するチラシに
顔写真を載せるなら、

プロのカメラマンに撮ってただくのが
いいのではないでしょうかね?

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ポスターのデザインは心に引っ掻き傷を残せ!

女性デザイナーの松田です。

今年最後のメルマガとなりました。

私は毎年、自分自身のその年を象徴する漢字を
1字を考えるのですが
今年は「整」なんです。

仕事を含めプライベートでも様々なできごとがあり
その度に環境が整頓や調整され、
物事が整ったように感じました。
みなさん、今年はどんな年だったのでしょうか?

さて、差がつくデザインの技の話しですが
今年最後のお仕事のイベント用で使う
A1とA2サイズのポスターが納品されました。

ポスターとチラシの大きく違うところは
「見る距離」なんですね。
言われて改めて「あー、はいはい」
という感じではないでしょうか。

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心に引っ掻き傷を残せ!
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チラシの場合、
手で持って見ますので見る距離は
30cm〜50cm前後。

ポスターの場合、
2〜3m以上離れた距離から見ることを
想定しています。

しかも、よほど興味が無い限り、
ポスターの前に立ち止まって
じっくり見ることはありません

そのため、
瞬時に情報を伝えるようなデザイン
しないとならないんです。

すなわち、
短いキャッチコピービジュアルのみ
少しでも文が長いと読んでもらえない
思った方がいいです。
認識する程度の文が最適になります

なのでチラシのデザインのように、
キャッチコピーを読むと、その下の説明が読みたくなり…
など悠長な文章の組立てではなく、

「一瞬、見た人の心にほんの少しでも引っ掻き傷でも残せ!」
と私はデザインの師匠からポスターのデザインを作成する際の
考え方を教わりました。

それほど普通ではダメで一瞬のインパクトや勢いが
ポスターのデザインには必要になってきます。
チラシとは全然考え方が異なりますよね。

その上、
遠く離れた場所からでも目に留めてもらうため
A2からB0サイズと、157cmの私の背丈にも迫る特大サイズの
デザイン物です。

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特大サイズ自作ポスターの作成方法とは?
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ある程度、デザインが決まったら
全体のバランスを見るために
等倍サイズのポスターを自作します。

通常のプリンタで出力できるのは
最大でA3サイズですが
A3サイズを何枚かつなぎ合わせる「貼り合わせ」
という方法で
特大サイズのポスターを自作します。

例えばA1サイズの特大ポスターを作成する場合は、
A3サイズを6枚つなぎ合わせます。

貼り合わせに用意するものは
・A3サイズごとにプリントアウトしたデザイン
・カッター
・鉄定規(60cm以上、できれば2本)
・カッターマット(大きめサイズ)
・貼ってはがせるテープ
・メンディングテープ(貼ると見えなくなるテープ)

こちらで軽快に貼り合わせの実演を動画にしています。
よければどうぞ。

うまく見れない方はこちら
A3を貼り合わせてA1サイズのポスターを
作る実演動画

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大きいサイズだからバランスが悪いと特に目立つ
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等倍サイズのポスターを作成して確認することで
縮小サイズでは気にならなかった
粗がとっても際立ってしまう
ことがよくあります。

遠く離れたところからでも
目立つ役割のあるポスターなので
バランスが悪いと悪い印象が目立ってしまいます。

紙を貼り合わせて等倍サイズのポスターを作成することは
とても手間がかかりますが、
ポスターのデザインの詰め作業には
この手間を惜しまず
等倍サイズの自作ポスターを作成すること
強くおすすめします。

さて、このメルマガを読んでいただいた皆さまへ
11月から始めたメルマガですが
どうもありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。

来年も使えて差がつくデザインの技を
配信していきますので
引き続きよろしくお願いいたします!

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年賀状のデザインで手軽にインパクトがでる特色印刷、金銀

女性デザイナーの松田です。

今年のハットツールの年賀状のデザインは
ぜいたくに金1色にしました。

年賀状のデザイン

市販されているプリンタでは、
金色は出力できないので
印刷屋さんに「金の特色」で
印刷をお願いすることになります。

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「特色」とは?
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DICカラーガイドという色見本があり、
色ごとに番号が振ってあります。
その色番号を印刷屋さんに伝えます

DICカラーガイド

今回の場合は「DIC620」という
番号を指定しました。

ちなみにDICカラーガイドを
お持ちでない人でも

色の指定できるように
番号を書いておきますので

参考にしてくださいね。

金色は2色あり
・青金(青ぽい金)がDIC620
・赤金(赤ぽい金)がDIC619
・銀色がDIC621

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ネット印刷で特色の印刷費を抑える2つのコツ
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私が駆け出しのころは、
特色の印刷は高かったのですが
最近はインターネットの印刷屋さんで
金色を刷ってくれるところがあるので
ずいぶん安く手軽にできるようになったんです。

【コツその1】
金1色のデザインにすること。

【コツその2】
両面印刷をする場合、
ウラの宛名面はモノクロ印刷にして
印刷費を抑えること。

モノクロ印刷

上記の1と2のコツで
色数を少なくして印刷費を抑えます。

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印刷屋さんへの発注方法
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今回は、ハットツールデザインの年賀状を例に
印刷発注をご紹介します。

1.金色の面は黒1色でデータを作成して
DICカラーの色を指定します。

特色印刷のデザイン面の入稿データ
2.宛名面も黒1色でデータを作成します。
モノクロ印刷の入稿データ

以上のデータを作成して
印刷屋さんの指示に従って
入稿してくださいませ。

ちなみに、ハットツールで
特色印刷を発注したことがあるネット印刷は
グラフィックさん。
他にも、キングプリンターズさんも
取り扱っているようですよ。

特にグラフィックさんは
用紙が豊富にそろっています。
紙見本は無料で郵送してもらえるので
興味のある方はぜひ取り寄せてみては
いかがでしょうか。

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あなたが作ったデザインを添削します

自分だけのデザインのネタ帳を作る

女性デザイナーの松田です。

無料で配布されている
フリーペーパーやチラシや冊子は
私は参考資料のためによくもらって帰ります。

持って帰るのはいいのですが、
ポンとそのへんに置いて、いつしかゴミ化していると
いうことはよくありました。。。

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ゴミ化しないためにジャンル別で整頓
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これは、デザイナーである友人から
教えてもらった収集のコツですが
ジャンルは職業別で分ける
後々に資料として見やすいと聞きました。

私の場合、
ざっとこんな感じでジャンル別に分けて保管しています↓

●施設(デパート・ホテル・ショッピングモールなど)
●ファッション(洋服、アクセサリーブランドなど)
●飲食(食品・スイーツ・レストラン・カフェ・居酒屋など)
●美容(美容室・サロン・サプリメント・化粧品など)
●教育(塾・教材・学校など)
●エンターテイメント(舞台・映画・イベントなど)
●不動産
など

うちではこれらを箱に入れて
資料として保管しています。

ネタ帳保管棚
季節によって
色合いや、デコレーション手法、キャッチコピー、
文章、ターゲット、構成など
見せ方が違ってくるので
季節ごとや月ごとに発行しているものは
わざわざ取りに行くこともあるんです。

こういった職業ジャンル別の広告デザインを集めた
何万円もするデザイン本も出ていますが、
本を出版するまでにそれなりに時間がかかります。

「今」のデザインをその時に集めるということが
それらデザイン本をしのぐ強みであるかと思います。

———————————————–
業界が分かる利点がある
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その他の利点として
自分自身がデザインを手掛ける際に
その業界の資料があることで
傾向も分かりますし
専門的な表記の仕方なども参考
なるんです。

例えば以前、
美容系の商品(シャンプーや美容液など)の
チラシを作成したことがありました。

当時、薬事法の表現をうるさく言われだした時期で
言回しの表現がOKかNGかの判断に困ったときに
ストックしていた資料を参考に
修正したことがありました。

美容系参考資料

このように
そのときは必要なくとも、
後々にあって良かった!
ということが今までたくさんあります。

街に出るとデザインであふれています。
よいデザインを見つけて持ち帰ることで
参考資料になるだけでなく
自分の好きなデザインの方向性も
分かったり
します。

ストックすることを習慣にして
自分だけのデザインのネタ帳を
ぜひ作ってみてください。

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読ませるパンフレット制作に必須な設計図づくり

女性デザイナーの松田です。

デザインをする上で
「パンフレットとチラシの大きな違いは
どういうとこですか?」
と質問がありました。

ご存知の方も多いので簡単に解説を、、、
チラシの場合はたった1枚で
見た人に興味を惹いてもらうのを目的とします。
そのためデザインと構成に瞬発力を要します。

一方、パンフレットは複数の紙を合わせることで、
深く知ってもらうことを目的とします。
そのため長く読んでもらうデザインとページ構成
必要になります。

——————————
まずは設計図を作成する
——————————

さて、
長く読んでもらうための
パンフレットを制作する際、
どのページにどの内容を入れるかという
「ページ構成=設計図」

まず考えるところから始めます。

この設計図を「台割(だいわり)」といいます。

パンフレットを読む人の立場になって
分かりやすいものを作るには
この「台割」があると、
パンフレット全体の流れが理解できますし
共同作業をしている場合でも
情報を共有しやすいんです。

またパンフレットを作る上で
守らなければならないルールがあります。
それはページ数。

最小のページ数は8ページから。
その後12ページ、16ページ、20ページ…
4の倍数でページが増えていくことを
覚えておいてください。

——————————
台割りを考えるポイント
——————————

まず、3つの大枠を考えます。

1.誰に読んでもらいたいのか?
どのような年齢層、性別、職業など

2.何のため(目的)のパンフレットなのか?
営業の説明に使うため、自社のPRのため、
見込み客を獲得するため、
学生に会社を知ってもらうためなど

3.配布の状況は?

資料請求時に郵送、イベントで配布、
受付などに置く、店頭で購入など

そして、ページの流れを考えます。

ご挨拶などの「導入」から始まり
サービスの内容や商品の紹介など
知らない人に
「自分たちの専門的なことなどを
よく知ってもらう」ために

徐々に核心(目的)に向かって説明していく
イメージになります。

下記は私が作る台割の例です。
例は、8ページの会社概要なのですが、
のちにデザインをすることを踏まえて
見開きで写真や図、見出し、小見出し、本文などを
入れ込むことを想定した台割を作ります。

パンフレットの台割表

このやり方だと、
どのページにどの要素どれだけ入るかということと、
全体的なページの流れが分かります。

さらに、これを元に考えなければいけない文章や
用意する写真や資料など、
掲載するのに必要な素材を確認することができます。

そして、
文章や写真などの素材が揃えば、これを元にして
ようやく本格的なデザイン作業に
取りかかることができます。

もちろん、
レイアウトも台割のような画一的なものでなく
もっともっと見やすくターゲットや目的に合わせた
デザインにしていくようになります。

私の場合この台割ができると
パンフレットの制作は
半分できたものと思っています。

パンフレットの場合は、
じっくり読んでいただくことを目的としているために、
デザイン作業をする前の
このような「ページ構成=台割を作る」
下準備がとても大切になってきます。

ぜひ、台割をしっかり作って
読んでもらうパンフレット
制作してくださいませ。

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チラシを何百、何千枚も印刷する前にすること

女性デザイナーの松田です。

大体の人が、チラシのデザインは
パソコンを使って作成していると思いますが
何百、何千枚と印刷をする前に
一度でもプリントアウトして
どういう見え方か確認していますか?

さらにいうと
プリントアウトをするだけではなく、
余白を切り落として
実際の仕上りサイズにして試作を作り
全体を通して読んでみることが
ベストなんです。
トンボ付きリーフレットデザイン

そもそもチラシは、
手で持って読んでもらうもの。

パソコン内でデザインを終わらせて
プリントアウトを一度もせずに
何百、何千枚も印刷して配ってしまうのは
商品の試作を作らず
市場に出回らすのと同じです。
ずいぶん危険な賭けです。

リーフレットのデザイン裁ち落とし

仕上りと同じサイズに切り
試作を作って確認するのは
とっても面倒くさいのですが、
パソコン作業では気づかなかったこと
試作で初めて気づくことは
私たちデザイナーでも必ずあります。

◉気づくパターンその1としては、
文字のサイズ。
実際のサイズにしてみるとキャッチコピーが
思ったよりも小さくて目立たなかったり、
文章が小さくて読みづらかったり。。。

◉気づくパターンその2は、
レイアウト。
パソコンではぎっしり詰まった
レイアウトだと思っていても
いざプリントアウトすると
全体的にスカスカした
物足りないレイアウトだったり。。。

ちなみに私の場合、
1枚のチラシを完成させるのに
プリントアウトは5回以上、
試作は3回以上は作るんですよ。

—————————
デザイン全体を俯瞰で見る
—————————

ある程度レイアウトができたら
チラシを一度、壁などに貼って
少し離れたところで見ることを
おすすめします。

チラシを作成していると
細かい部分に目が行きがちです。
デザイン全体を俯瞰で見るために遠目から見る。
「木を見て森を見ず」にならないように。。。

遠目から見ることで
全体に対して意外とこの部分が目立ってない
とか
この色が多いので違う色を使って目立たせる
など、また違った見え方ができます。

そこで気なる点を
修正→プリントアウト→試作を作る
これを繰り返して、
気になる点をつぶしていきます。

そして本番の印刷に回すと、
ちゃんと思った通りに仕上がるんですね。

いくら、キャッチコピーや文章が
テクニック満載のセールスレターでも
何百、何千と印刷をする前に、
これくらいの確認をしないと
文章も活きないですよね。

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そのチラシ&パンフレットは「知の呪縛」に捕われていませんか?

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

今回は、自分一人の判断でチラシ&パンフレットを
作成する際に陥りやすく、大概の人が見落としがちな
文章のテクニックについてのお話です。

ハットツールにチラシやパンフレットなどの
デザインをご依頼いただくと
お客さんに原稿を書いていただく場合があります。

あがってきた原稿を読むと
その業界の専門用語が多かったり、
見る人に関係のない解説があったりすることが
よくあるんです。

これ「知の呪縛」と呼ばれています。
(書籍『アイデアの力』より)

———————————
「知の呪縛」がおこる原因とは?
———————————

この『アイデアの力』の本の中で
「知の呪縛」のこんな実験の話しがありました。

「たたき手」「聞き手」に分けて
「たたき手」が誰もが知っている
曲のリズムを指でたたくとき
いやでも頭の中でメロディーが流れます。

でも「聞き手」に聞こえるのは
モールス信号のように脈略のないリズムだけ。

この実験で「たたき手」は「聞き手」が
メロディーをつかめないことに
唖然としたという話しです。

すなわち「たたき手」は
知識(曲名)が与えられているので
知識のない状態が想像できない
ということなんですね。

つまり、チラシ&パンフレットに置き換えると
専門家が一般の人に向けて説明したつもりでも
理解しにくいことがよくあるということです。

例えば以前こういうことがありました。

ある動物から抽出されたオイルを配合した化粧水。
このオイルは知る人ぞ知る希少性の高いオイルなんです。

そのオイルは保湿と浸透力に優れており
化粧品自体の品質は申し分ないのですが、
その成分がいかによいかを細かく専門的に説明しすぎて
肝心な値段や写真を掲載するスペースがありませんでした。

自分たちが長い間携わってきて、それがとてもすごいことでも
意味を知らない人がいることや、知らない状態がどんなものか
うまく想像できなくなっていたのです

このことから
自分の知識を他人が共有することが
難しくなっているということを
認識しておく必要があると思います。

そのことによって
サービスや商品価値が伝わらなかったり、
逆に不信感を持たれて
読み手を引かせて離れてしまったり
せっかくお金をかけて頑張って作成した
チラシやパンフレットが
役に立ってないこともよく見ます。

———————————
「知の呪縛」に囚われないようにするには?
———————————

私の場合「知の呪縛」に囚われないように
ぐっと目線を下げて
小学校3年生でも理解できる
チラシ・パンフレットを作る

ということを意識しています。

これは、自分自身が内容に気を配るだけでできますし、
レイアウトのようにデザインの知識も要りません

誰もが陥りやすいこの「知の呪縛」に囚われている
チラシ&パンフレットは結構あふれています。

それを注意するだけでずいぶん分かりやすく
親切&やさしい印象
チラシ・パンフレットができます。
ライバルと差をつけるためにも、
現在のものを見直すのはいかがですか?

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チラシデザインの印象は紙で変わる、紙の選び方

こんにちは、女性デザイナーの松田です。

今回はチラシ印刷に人気のある紙
3種類についてお話しします。

その3種類の紙とは、
●コート紙(一番人気)
●マットコート紙
●上質紙

普段目にするチラシのほとんどが
この3種類のどれかを使っている
と言ってもよいかと思います。

なぜこの3種類かというと、
紙の値段が安いからなんですね。

さらに、コート紙、マットコート紙に関しては、
印刷もきれいに仕上がるので
コストパフォーマンスがいいんですよ。

さて、
私がチラシの紙を選ぶとき
まず、2つのポイントを考えます。
1.手触り
2.厚さ

—————————
1.手触り
—————————

1の手触りは、
紙の表面がツルツルザラザラか?

★手触りがツルツル
「コート紙」が一般的によく使われいます。
「コート紙」は、
よく新聞に折込んであるスーパーのチラシ、
ポスティングされている宅配ピザやお寿司のメニュー、
不要品回収などのチラシのほとんどが
「コート紙」になります。

また紙の表面は
テカっとした光沢があります。

紙の色は、蛍光灯のように青ぽい白色です。
紙の厚さによっては多少安っぽい印象
なってしまいます。

なので、ハットツールのお客さんで
「よくあるテカテカの薄い紙は安ぽくてイヤなんです」
と言う人もいるんですよ(^^;
少しでも落ち着きや高級感を求めるのであれば

「コート紙」より
艶を消した「マットコート紙」
オススメします。

★手触りがザラザラ
3種類の中で唯一
ザラザラの手触りが「上質紙」になります。

手触り感があるので
ナチュラルで自然な風合いを感じます。

「上質紙」は一般的なコピー用紙と同じです。
印刷の仕上りは、コート紙と比べると
色がくすみ、若干かすれた感じになります。

デザインでこの印刷仕上り具合をうまく利用すると、
自然でオーガニックな雰囲気がでるんですよ。

また上質紙は、ボールペンで書いたり印鑑を押しても
すれたり色移りしないのでアンケートや申込書などの
書き込みがあるチラシは上質紙
作成することをおすすめします。

下記にコート紙、マットコート紙、上質紙、3種類の
紙の質感、鮮明度、価格の違いを表にまとめました。

コート紙、マットコート、上質紙の質感、発色、価格の違い

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2.厚さ
—————————
チラシの紙の厚さは下記のようになっています。
53kg、58kg、63kg、73kg、90kg、110kg、135kg
※単位のkgは紙の厚さなのですが、
なぜkgなのか?ということは長くなるので割愛します。

kgの値が大きいほど厚い紙になり
紙代も高くなります。

業種ジャンル別にチラシの紙の厚さを見てみると
53〜58kg:不要品回収チラシ
58〜63kg:スーパーのチラシ
73〜110kg:宅配ピザ、寿司などメニューチラシ
90〜135kg:新築分譲マンションの不動産チラシ
よく目につくチラシの厚さをざっと書き出してみました。

このことから
紙の厚さ=信用・高級感に比例
すると思いませんか?

一番分厚い紙の不動産の場合、
商品が何千万、何億円もするので
高級感や信用を出すために分厚い紙を
選んでいるわけなんですね。

ハットツールではチラシの内容や部数にもよりますが
新聞折込みチラシにすると少し厚めの90kg
オススメしています。

—————————
紙選びは最後のデザイン作業
—————————

デザインが完成したあと、
その雰囲気を見ながら紙を選ぶことが多いので
私の中では、
紙選びは「最後のデザイン作業」だと
思っているほど重要なんです。

下記の写真は少し分かりにくいですが、
それぞれ3種類の紙を使ったチラシデザインの実例と
その紙の選択理由です。

(中)コート紙:薬用シャンプーの定期注文コースの案内
(左)マットコート紙:猫のトイレお掃除サービス
(右)上質紙:美容室

チラシの紙質の違い実例

薬用シャンプーのチラシは、
枚数が多いことから一番リーズナブルなコート紙を選択。

猫のトイレサービスは、リッチ層を狙って配布したので
マットコート紙を選択。

美容室は、木を基調とした内装の
写真を使用しているので
自然な風合いの雰囲気に合わすように
上質紙を選びました。

チラシの内容やデザインに
似合った紙を選ばないと
チラシデザイン自体がイマイチになってしまう
こともよくあります。

これからチラシを作成する際に、
チラシをどう見られたいのか?ということを考え、
デザインを活かしながら、
予算に合った紙を選んでくださいね。

女性デザイナーが直接お話をおうかがいしてデザインをお作りします

ハットツールでは女性目線のチラシを制作しています。ご自身で作るのが難しければハットツールにお気軽にご相談くださいませ。じっくりとご要望をお伺いいたします。

伝えたいことに合わせてフォントを選んでいますか?〜明朝体とゴシック体の使い分け〜

女性デザイナーの松田です。

先日、うちの近所であるビラが配られていました。
そのビラは重要文化財の隣に建設予定のマンションの
「マンション建設絶対反対!」という内容でした。

敷地いっぱいにマンションが建つので
ビル風ならぬマンション風で重要文化財の塀や
庭の木が傷むとのこと。
それは確かに建設反対するなと思いましたが、、、

なぜかこのビラに??違和感が。
それは「マンション建設絶対反対!」のキャッチコピーの
フォントが「POPフォント」で書かれていました。

マンション建設反対フォント
このPOPフォント、太くて目立ちますが、、、
なんか、かわいらしくないですか?
危機感が薄く軽い印象に感じてしまうのは
私だけでしょうか?
心の底から建設は反対なのか?と疑問に感じます。

フォントはシチュエーションに合わせて使わないと

このように説得力に欠けてしまうこともありますし、
うまく使い分けると、訴求力がぐんと増します。

ただし、デザインに慣れない人がよくやる失敗例として
相撲フォントやPOPフォント、明朝体、ゴシック体など
フォントの種類を多用してデザインが散漫になっている
のを見かけます。

また、大概のデザイナーはそうかと思いますが、
デザインを作成する際に使うフォントの種類は
1〜2種類程度のフォント
でデザインを作成しています。

それはどういうことかというと、
1種類のフォントに文字の線が細・中・太
があるフォントを選びます。
この線の太さによって、
デザインを作成していくわけなんですね。

さて、
WINDOWSパソコンなら、MS明朝とMSゴシック、
Macなら、小塚明朝と小塚ゴシックというフォントが
標準でインストールされています。

この明朝体とゴシック体は見た通り
それぞれ違った印象があります。

ハットツールのブログでとってもよく読まれている
「明朝体とゴシック体の使い分け」という記事。

今回は、この「使い分け」を2つのステップに分けて
もう少し詳しく書きたいと思います。

——————————–
【ステップ1基本編】
デザインのイメージで使い分ける
——————————–

まずデザインをする場合、
そのデザインがどういう方向性にしたい
大まかでよいので考えてください。

例えば
ターゲットの性別は?
年齢層は?
雰囲気は?
(真面目・楽しい・力強い・明るい・
高級感・オーガニック・やさしいなど)

それに合わせて、明朝体かゴシック体の
どちらかのフォントを選び
ます。

参考までに私が思う明朝体、ゴシック体の
印象を書いてみました。

●明朝体

明朝体サンプル

《印象》
女性的、真面目、伝統的、エレガンス、高級感、
信頼、信用、落ち着きがある、穏やか、繊細、感情系

●ゴシック体

ゴシック体サンプル

《印象》
男性的、ビジネス系、カジュアル、ポップ、
ダイナミック、力強い、情報系、理性的、機能的

例えば、単純な使い分けとしては、
明朝体の場合、
●女性がターゲットの場合
●契約書など信頼や信用性を重視される書類
●高級感を出したい場合
●縦書きの場合
●読み物(雑誌や本の場合)

ゴシック体の場合
●男性がターゲットの場合
●ビジネス的な内容の場合
●データや情報系の内容(通販カタログなど)
●カジュアルに軽く読んでほしい場合
●全体的に文字が小さい場合
(読みやすさは明朝体よりもゴシックがよい)
●横書きの場合

ステップ1では、
全体を通して同じフォントを使うことで
デザインに統一感がでてきますよ。

——————————–
【ステップ2応用編】
伝えたいことによって部分的に使い分ける
——————————–

まず、ステップ1でやったように
デザインの方向性から明朝体、ゴシック体の
どちらかを決めます。

さらに、ステップ2では、
伝えたいことによって
部分的にフォントを変えて
いきます。

明朝体を具体的に使う例としては
・心に訴えたい箇所のみに使う(キャッチコピー部分)
・物語など読ませたい文章
・感情を込めて読んでほしい部分(ご挨拶やお客様の声など)

ゴシック体を具体的に使う例としては
・データや情報系(グラフや表、地図の部分)
・ドカーンとインパクトを出したい部分のみ
(キャッチコピー部分)
・注釈など小さい文字の場合

標準でインストールされている明朝体とゴシック体でも
このように伝えたいことに合わせて選んでやると
パッと見でも伝わりやすく、訴求力がぐっと増します。

ちなみに、ステップ1、2を踏まえて
『マンション建設絶対反対!』を作成しました。

適正なフォントを使った例

どうでしょう?しっくりきませんか?

ということで、
フォント選びのステップ1とステップ2を
ぜひ参考にしてくださいませ。

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チラシデザインで季節感を入れて即戦力にする

こんにちは。女性デザイナーの松田です。

今日は、
チラシのデザインで季節感を入れて即戦力にする
というお話しです。

さて、よくお客さまから
目を引くチラシデザインにするには
どうしたらよいでしょう?
と質問があります。

すぐできることとして
「季節感を取り入れる」
ということをオススメしてます。

実は、チラシや名刺やパンフレット、メニューなども
季節と全く関係のない内容でも
季節を取入れたデザインにすると
反応率が上がるということが実際にあります。

実は、私がデザイン案を提案するときに
選ばれやすくする手として
季節を取り入れたデザインをよく提案します。

取り入れたデザインと入れてないデザインでは
季節を取り入れたデザインを選ばれることが多いんですよ。

なぜ、季節感を取入れたら目を引くのでしょうか?

四季の変化がある日本では季節ごとに自然の景色が変化します。
また季節によってお花見や海水浴、紅葉や雪景色を楽しんだり
いろいろな楽しみな行事がありますね。

また、冬服から夏服に衣替えのときは、
はっとさせられることはありませんか?
このように日本人は季節を感じるのが好きなんですね。

では、どうやって季節感を取入れるのか?

春だったら桜の写真を入れて、
夏だったら海水浴のイラストを入れて、、、

いえいえ、
そんな具体的に季節を取入れなくてもかまいません。

手軽に目を引く手法としては
色で季節感を出すことをオススメします。

春夏秋冬でそれぞの季節にあったイメージとその配色があります。
下記は私がよく使う配色とそのイメージをまとめてみました。

季節にあったイメージとその配色

は厳しい寒さの冬が終わり陽の光もポカポカ温かく

生き物も動きだし花や葉が芽吹くイメージです。
さまざまな色が軽やかで明るい配色になっています。
基本的にはパステルカラーになります。

はギラギラ照りつける太陽と青い空、
眩しいくらいに輝く緑とエネルギッシュなイメージです。
涼しく感じていただくために青〜緑系で寒色を使いながらも
アクセントとしてオレンジ〜赤〜ピンクを用います。
基本的にはビビットカラーになります。

はお祭りのようなエネルギッシュな夏が終わり
一段落したしっとりと紅葉を眺める大人のイメージです。
夏よりも少し暗めの配色になります。
秋は気温も寒くなるので暖色系が多い配色になります。

は凛とした朝の澄んだ空気をイメージしています。
青系を基本にした寒そうな配色(寒色)です。
余談ですが、
クリスマスやお正月になると配色のイメージが違ってきます。

では具体的に配色したチラシのデザインをお見せします。
下の写真は学習塾の冬期講習と春期講習の
新聞折込みチラシのデザインです。

学習塾のチラシ季節に合わせて配色している
内容的にはほぼ変わりはないのですが、
春期講習はキャッチコピー見出し背景色枠線などに
春用の配色をしています。

この春期講習のチラシは反応率が高く、
12回の説明会の予約は全て埋まりました。

このように、季節感のある配色をしたデザインは
内容は変えなくても目新しくガラリとリニューアルしたように
感じられるので便利です。

これからデザインを作成される場合には
ぜひ冬用に配色したデザインを試してくださいね!

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