デザインでこんな修正指示だしていませんか?

こんにちは。

女性デザイナーの松田です。

今回は

今までデザイナーをやってきて
よく受ける修正指示の1つに

「余白部分がさみしく見えるから何か入れて」
という指示。

この修正指示、デザイナーなら
言われたことある!という人は
多いのではないでしょうか?

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余白恐怖症のお話し
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下のデザインは、架空のヨガのインストラクターの
資格を取得する学校の広告のデザイン案です。

A案とB案ではどちらの案のキャッチコピーが
目に飛び込んできますか?

ヨガインストラクターの架空チラシ

もちろんA案ですね。
ヨガのポーズをしている女性の写真と
キャッチコピーを載せたシンプルな
デザインです。

A案を提案するとよくある修正指示として、
「空いてるスペースに
もっとヨガの楽しさを入れたい!」
という修正指示。

ということで
キャッチコピー周りに
ヨガの写真を入れています。
これがB案です。

B案を見てどうですか?
全体がゴチャっとして、キャッチコピーが
目立たなくなってしまいました。

とくにチラシの場合は
見るかどうか判断する時間は0.5秒と
言われています。

ヨガの楽しさを伝えたいどころか
これでは、ゴチャっとした印象になってしまい
効果は期待できません。

現実にはこのような修正指示を
受けることが少なくないんですよ。

スペースが空いている=さみしい
と感じる人を私は
余白恐怖症とよんでいます(^^;;

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余白恐怖症に陥らないために
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この空いたスペースがさみしい!と感じたら
自分が余白恐怖症に陥っているかどうか
下記の3つの項目でチェックしてみてください。

1.空いたスペースに何か入れることによって
一番目立たせたいものの邪魔はしていないか?

2.空いたスペースに何か入れることによって
目線のスムーズな流れは壊さないか?

3.デザイン全体の印象は、
詰まったり、圧迫感があったり、ごちゃっと
混乱した印象はないか?

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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