図を書くコツとは?

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【差がつくデザインの技】vol.40
『図を書くコツ』
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こんにちは。
女性デザイナーの松田です。

今回は「図」の話しです。

ずいぶん前に携帯電話の機種変をしたときに
毎月の料金が今までより下がるのか上がるのか

なんど説明を聞いても理解できなかったので
図を書いて説明をしていただいたら
ようやく理解できたということがありました。

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こういうときは「図」がオススメ
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●2つ以上のものを比較するとき
●しくみや関係性を説明するとき

先述の機種変の料金システムのときのように
言葉や文章では分かりにくいのですが
図だとイメージが目で見て直感で結びつくので
しくみが一目瞭然で分かります。

例えば、

“走行運賃と介助料金1000円の合計が
ご利用料金となります”

と、この2行のことが、図にすると下記になります。

一目瞭然でわかる図

どうでしょう?
一目瞭然ではないでしょうか?

図の基本は、
四角・丸・矢印・プラス・マイナスなど
単純な記号を用いて作ります。

なので、絵の上手、下手は関係はありません。

しくみや関係性を図にすることは、
情報を整理する意味があります。

最近では、プレゼン資料や打ち合わせのメモも
図で書くと分かりやすいのと、
しくみなどの間違いや漏れが見つかりやすい
ということもあり、推奨する本が出ているほどです。

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「図」を書く4つのコツ
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1.何を伝える図なのか目的を決める
2.始まりを分かりやすくする
3.流れを分かりやすくする
4.対比や変化を分かりやすくする


1.何を伝える図なのか目的を決める

例えば、
業務を分かりやすく説明する、
手順を分かりやすく説明する、
など、
何を伝えたいのかを明確に決めることが
基本中の基本ですね。


2.始まりを分かりやすくする

始まりを分かりやすくした図

どこから見始めればいいのか?
分かりにくい図をみたことはありませんか?

一番初めに見る場所を間違えれば
理解度がぐっと低くなります。

また複雑な図は、見始めるスタート地点が
迷ったら見てもらえなくなりますので
パッと見てスタート地点がわかるように
目立たせる必要があります。


3.流れを分かりやすくする

流れを分かりやすくした図

目線の動きを考えて
上から下
左から右
中央から外

など、矢印などを交えて
目線を誘導する作りが大事です。


4.対比や変化を分かりやすくする 

対比や変化を分かりやすくした図


比較したり、変化がわかるように
図に入れる情報は共通した情報を入れる
ことが大切です。

いかがだったでしょうか?

図を作るためには
まずは、
しくみや関係性を自分があるていど
理解していることが前提になってきます。

たまに図を作るよりも
理解する方に時間がかかったりする場合も
あるんですよね。

 

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