失敗しないTシャツデザインの作り方3つのポイント

こんにちは。
女性デザイナーの松田です。

今回はTシャツのデザインを作る際に
失敗しないための3つのポイントを
お届けしたいと思います。

なお、Tシャツにプリントする方法は
いくつか種類がありますが、

一般にお店で売られているTシャツのほとんどが
シルクスクリーン」という印刷方法ですので
その印刷方法に限定します。

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その1 使う色数を考えながらデザインを作成する
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デザインを考える段階から色数を気にしながら
作成します。

私の場合は、
1色ないし2色で成立するデザインを考えます。

また、色が徐々に変化する
グラデーションやぼかしなどのデザインは
対応してないプリント屋さんが多いので
アミ点に変更する必要があります。

グラデーションをアミ点にする

例えば、
線画や白黒ツートーンのイラスト(漫画など)、
タイポグラフィなどのデザインが
見栄えするのでオススメですよ。

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その2 プリントが可能な目安を知る
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◉文字の場合
チラシやパンフレットなど紙のデザインでは
本文の文字サイズが8や9ポイント
(2.75mm~3.25mm)が一般的ですが、

Tシャツでは最低の文字サイズが、
約14ポイント(5mm)以下だと
つぶれてうまく出ない可能性がある
ということを知っておくといいと思います。

◉線の場合
2ポイント(0.7mm)以下は
うまく出ない可能性があります。

Tシャツプリント

先にも書きましたが、
柄が細かすぎてうまくプリントできないと言われて
いざ入稿する直前にデザインを修正したり
最悪の場合は変更したりすることもありますので
プリントできる目安を知っておくことが大事です。

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その3 プリントするサイズと位置に注意する
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Tシャツを発注する場合、
様々なサイズを発注することになると思います。

例えば大人用のTシャツでも、
小柄な女性ならキッズサイズの150、160を
希望する方も多いでしょうし、

大柄な男性ならXLなど、
サイズのバリエーションは様々です。

150〜XLまでのTシャツの
サイズに合うような
プリントのサイズと位置
決めないといけません。

このプリントサイズと位置が
最後のデザインと言ってもいいほどです。

Mサイズではバランスはいいけど、
150だとプリントが上に詰まり過ぎている
または、XLだと下がりすぎている。

Tシャツのプリント位置とサイズ

また、左胸にワンポイントのデザインを
することがあると思いますが、
左胸のつもりでいたのに、
想像よりも、外側でほぼワキの下に
ワンポイントのマークが
印刷されてしまったり。。。

このようなことにならないためにも
プリントを実物サイズに印刷して
Tシャツを着てみてテープで貼って
位置を確認する。

これが上手くいかないと、
せっかくのデザインも台無しに
なってしまうので、
ここは手間を惜しまず
確認することをオススメします。

ということで、
Tシャツのデザインを作成するときに
失敗しないための3つのことを
お届けしましたが
いかがだったでしょうか?

Tシャツが仕上がって納品されたときは
とっても盛り上がります。

その納品されたTシャツを見て、
「げっ!こんなはずじゃなかったのに…」と
いうことにならないように
(想像しただけでぞっとします)
3つのことに注意して作成してくださいね。

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